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2016年06月26日

ダサい男の「第五話」

未練たらたらダサい男・・・・とにかく何かに依存していないと正常な精神でいられないのだろうか?いったい何を「正常」とするのかも明確でないのに。それは、一日の大半、いや一週間の8割を過ごす「会社」における自分の立場としての「あるべき姿」をそうとしているのかもしれない。


「あるべき姿」がまた多少なりとも模範と言える部分があればよいのだが。


未だ気になる集合住宅の4階の角部屋。自分が帰宅する頃にはまだ明かりが灯っていない。というよりも明かりが灯ることはないのかもしれない。


それなのにいつまでもあの部屋が気になっている。


「たまにはいつもとは違う道を」と思いながら、出先から帰社する途中、その集合住宅の反対側を通ることがある。その際も 洗濯物が干していることもなければ、暗くなっても明かりが灯ることがない。その人の気配を感じない部屋に何があるのかと言うと、当時は甘く今となっては苦い思い出があるのです。


4年前になろうか。あの日、神はある一つの試練を僕に与えたのだろう。


「大人の人間として、社会人として正しい道を選択しなさい」と。


なんか恰好をつけている感はあるのだけれど、ちょっとそうしたつもり。しかし、何らかの自分の中の得体のしれない負の自分を育ててしまった事件でもあったように思う。


このような言い方をする事で、ダサい自分を正当化しているだけかもしれませんので、人によっては不愉快に感じる部分があるかと思う。まぁよしとして


何かの本で読んだ読んだ文言。「コミュニケーションとは自分の思いを誰かに伝えることそれと同時に、相手の気持ちを受け取ること」ともすれば、自分以外の他の誰かが存在することがコミュニケーションの最低条件となる。2人以上同じ空間にいる事で、すでにコミュニケーションが始まっているという話もある。相手を見る、相手が動いた音を聞く、それもコミュニケーション。そういう広義の意味は脇に置いておく。


コミュニケーション」として思い浮かぶのがまず会話。自分の気持ちを正しく伝えることは非常に難しい。家族のような存在であれば、ある程度の単語だけで物事が通じる事もあるだろう。しかし、内面までを理解しあえていない業務上の関係だったものたちが正しくお互いの気持ちを理解しあえていたか?もちろん業務上のやり取りは極めて限られた内容であるので通じていても、プライベートな感情となるとどうか?


そもそも上司と部下の関係から「肉体関係」へと変化した事で、気持ちの切り替えは出来たのか?部下と言えど、相手はパートとなれば、どんな使命感で業務にあたっているのかわからない。と思いながらも、「どんな使命感?」は自分自身にも問い詰めたい。


そんな事を思いながらいつも見上げる集合住宅に今日も明かりは付いていない。


いっそこのもやもやをクリアにするために、確かめてみるべきだろうか?単に機密性の高いカーテンを使用しており、かつバスルームの乾燥機を使用しているから外に明かりは漏れないし、洗濯ものは外に干さないのかもしれない。「突撃!隣の奥様」だ。いやいや 犯罪にも近い行動になってしまうだろう。


きっとあの時を境に引っ越しをしたんだ、そう考える方が普通だろう。そして新しい職場でまた誰かに抱かれてるんじゃないかって。考えると正直、気が気でない。だけどもその後、共にやってくる感情に気がつく。


「ものすごい興奮だ」。自分の物だと思っていた、相思相愛だと思っていたものを奪われる感覚。単に悔しいという感情だけでなく、その悔しさの根源は自分も力量の無さなのか?自分の足元でひたすらに「ごめんなさい」とつぶやきながら唇をかみしめる。しかし、かみしめた唇から喘ぎ声が漏れる。涙でぐしゃぐしゃになりながら、我慢できずに目の前で何度も何度も痙攣を起こしながら虚ろな目になっていく姿。


これはたまらなく興奮する。
接触.png


一線を越えたあの日、彼女は話してくれた。初めての相手が今の旦那だという。そして子供ができ結婚。出勤前の旦那を玄関前でかがんで咥え抜いてあげることもしたそうだ。「いやかもしれないけど・・・」何て言い訳を付け足したが、そこに興奮を覚える人間と見透かしてのことだったのか。



初めて彼女と二人で食事に出かけた。その時すでに家庭内別居に近い状態の僕はどこで何をしていようと、誰も相手にしてくれない。食事を終えて帰る前の駐車場車の中で彼女は少し込み入った相談事をしてきた。


初めての相手、初めてとは男女の大人の肉体関係。その相手が今の旦那で「最近少し思うことがある」と。


「寂しくなってきたんです、このまま終わっちゃうのかなーって」


こうやって誘っているのか?と彼女の裏の性格を、いや「性活」を感じた。しかし、本当に初めての次、二人目の男であり、俗に「浮気」「不倫」という行動も初めてである事を知った。そう信じた。


だとすれば、この純粋で素直な子、Dカップでもち肌の感じやすい体質の彼女が、20代前半まで放置されていることもあるのだと希望を持った。同時にそうした彼女と出会った夫である男が、開発者とばかりにその体をむさぼる姿に怒りのような嫉妬心を持った。嫉妬心。ジェラシー。


一般的にはさらにその体と重なろうという自分の方が憎まれるべきだろうが……




posted by 奥手な男 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋のTeaBags | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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