下記のバナーは当サイトを含むランキングページにリンクしています。

ぜひぜひ応援してくださいね!

suponsor

2017年09月25日

残すに至らぬ物語【父親ゴースト@」

【親父ゴースト】

「体育祭」というイベント・・・・自分が学生だったころを思い出す。色分けされた団体で勝敗を競う日。確か、父母は見に来ることはなかったように思うが・・・。


それは高校か?今回のイベントは中学校。朝早くからお弁当の支度をし、「場所取り」ということで、自転車にブルーシートを積んで戦場へ向かう。


すでにシートを張り、大会本部側から埋められている。たまたまあいていた木陰の隙間に持って行ったブルーシートを引き、杭でシートを固定する。4か所も。木槌など持っていないため素手で押し込む。


ねじねじ・・・。ぐいっと。


さすが校庭。数センチ、いや数ミリ入ったところで進まなくなる。角度や場所を変えてみてもそううまく刺さらない。
screenshot_2015-08-06_2306-2.jpg



四苦八苦しながらも風で飛ばないくらいには固定したつもり。二つ隣のシートはびしっと張られている。杭は見事に頭だけを残して刺さっているようだ・・・。「場所取り慣れしている」きっと、そのために生きている親なんだろう。「わが子のためにそこまでしているのだ!」と言ってきそうだが、それは親のエゴではないのか。


どのような形であれ、応援しに来ているところが子供の目に入れば、テンションがあることには違いない。など、少しばかり反抗的なことを考えながら、四隅の杭は4/5以上地上に出たままのブルーシートを「場所取り完了」として、その場を離れようと・・・・。


でも今日は風が強いな。仮にシートがはがれて隣の場所にばさばさなったりでもしたら・・・。すべてがはがれて飛んで行ってしまったら・・・。迷惑をかけるのはいろいろな人だ。飛んで行ったシートを見た人もどうしたらよいか悩んでしまうだろうし、もともと張っていた場所に誰かが知らずにシートを置いたとしたら、それを見ていた人は、気まずくなるだろう。そこへ自分がやってきたとしたら・・・・。


「あれ?俺の場所がとられている?俺のシートは?」


そんなシーンを見てしまう人々は・・・。


悩んだ挙句、ちょっと離れて見張りながら、体育祭スタートまで練習や準備をする子供たちを見ていることにしたのだ。周りにはわが子のスタート前の姿へ熱い視線を送る親たちが何人も集まりだしているので、そのうちの一人として紛れていれるだろうから。


風が強いせいか、肌寒い・・・・。首元から入り込む冷たい空気がおなかを冷やす。(どこかあったかい場所ないかなぁ)


本日、父親として、中学一年の娘を持つ父親として、中学一年の娘を持つ母親の夫として、その成長の記録を肉眼で確認する日。


これが父親だと娘に認識されようと今更ながら姿を現す日。


少し周りに溶け込めない感があると思いながらも動き出したのです。
posted by 奥手な男 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 己物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

参加ランキング

リンク集